好きな男性に聞いた【理想の女性像】を、そのまま演じてませんか?





好きな男性に聞いた「理想の女性像」を、そのまま演じるのは危険
それは、理想の女性像と、無意識に好きになってしまう女性は全く別物だからです。
これは経験談です。アプリ全盛期に、とある男性(S君)と話しているた時のこと。
S君「俺は物事を深く考えることのできる、思慮深い、賢い女性が理想なんだよね。」
という言葉が出てきました。
しかし、そのS君は私のことを、ペットみたいな扱い(頭を撫でたり、可愛がるような扱い方)をする方でした。
そして、しまいには
「俺は女性に〈癒し〉を求めるんだよね。」と言っていました。
〈癒される女性〉と〈賢い女性〉って、一般的には正反対ですよね?
もちろん、癒しと賢さ両方を兼ね備えた女性を理想としているのかもしれません。
(そうすると、癒し〝を〟という言葉だったのが引っかかりますが。)
しかしその後、過去の女性遍歴を聞いても、S君は、思慮深い賢い女性と付き合ってきたようではなさそうでした。(どちらかというと天然系)
今まで付き合った女性は、天然系なのに、理想の女性を聞かれたら「思慮深い賢い女性」と答えていたのです。
男性・女性ともに「自分の理想の異性はこういう人です!」
と話す人や、アプリのプロフィールに書いている人は多いですよね。
しかし、その理想像ぴったりな人が現れても好きにならない事も多いんです。これが。
私の経験上、この男性のように、
【理想の女性像】
と
【無意識に好きになってしまう女性】
に矛盾がある人は、かなり多いです。
理想の女性像と、好きになってしまう女性が矛盾する理由
このような矛盾が起こってしまう理由は、2つあります。
①過去の出来事を踏まえての理想
過去に付き合ってきた異性と、毎回同じ理由でお別れしていて、
次はこういう人が良い!という願望が表れている場合です。
(しかし、また同じような人を好きになってしまう場合が多い)
②理性的な面での魅力も感じれるようになった
仕事などの経験を積んでいく上で、理性的な面での魅力(仕事ができる、頭が良いなど)のある女性も良いなと思うようになった場合です。
(しかし、自分の本能的なところでは、そういう女性は望んでいない場合もある)
異性が理想のパートナー像を話したり、書いたりする時は、
本人も「そういう人がもし実際に現れたらイイなあ〜〜」と思っています。
本人さえ矛盾に気付いていないのです。
好みの女性像を聞いて
「〇〇君は、自分について来てくれる子がタイプって言っていたし、わがまま言わず、なんでも後ろをついていくスタンスでいよう!」
と実行していたら、突然
「俺の元カノは、全員、わがままだった。だから時々疲れてしまって別れた。でもやっぱり、俺はわがまま言われて振り回されるのが好き。」
なんて別れ話になることもあります。
まとめ
異性の言う「理想の女性像」を目指しても、好きになってもらえるわけではありません。なのに無理して、それを演じるなんて危険すぎるのです。


言葉で理想像を聞くより、どんな人と付き合ってきたのかを聞いたり、不自然でない程度にいろんな態度や行動を取ってみて、相手の表情や反応の違いに注目する方がヒントになると思います。
(例)彼は今までわがままな子と付き合っていたみたい。今日は試しにわがままを言ってみた、すると彼の表情は少し嬉しそうだった。等

