『結婚しても、夫婦間で恋愛感情を持ち続けたいです』の無理さを語る




今回の記事は、ブロガーのももさんの離婚騒動がきっかけで書こうと思ったものです。
しかし、この記事は、ももさんの事を批判しているわけではありません。むしろ、私はももさんの事が好きです(笑)
その辺を踏まえた上で、ここから読み進めていただけたら、と思います。
もくじ
まず、恋愛感情とは何なのか

恋愛感情とは、相手のことが完全に手に入っていない不安から来るものです。
例えば、【私はAさんの事が好き。Aさんも100%あなたの事を好きだ】という場面を想定してください。
あなたはAさんとのLINE画面で、何回既読を確認するでしょうか?
1日のうち、何回A君の事を考えますか?
今度は【私はAさんの事が好き。でもAさんは、私のことを好きかどうかわからない】という場面を想定してください。
あなたはAさんとのLINE画面で、何回既読を確認しますか?
1日のうち、何回A君の事を考えますか?
確実に後者の方が、既読を確認する回数も、相手の事を考える回数も多いでしょう。
『付き合って3ヶ月が一番楽しい時期』という言葉も同じニュアンスですよね。
- 他の人に取られてしまうかも
- うまくいかないかも
- 私のことを本当に好きなのかわからない
などの不安要素があるからこその恋愛感情です。
つまり恋愛感情とは『不安材料を基にした、ただの心理的な現象』だと考察しています。
結婚すると恋愛感情がなくなるのが自然な話
結婚すると恋愛感情がなくなるのが自然な理由は2つあります。
①結婚すると、他の異性と体の関係を持てない(持ちにくい)から
結婚したし、さすがに〇〇さんに限って不倫はしないだろう、と安心してしまうのです。
安心しているということは、恋愛感情の主となる不安材料がなくなってしまっているのです。
②いくら魅力的な人でも、『ただの人間だった』という事実を突きつけられるから
生活を共にするということは、毎日毎日相手のいろんな部分を見ることです。
相手が朝起きて、髪がボサボサで顔がむくんでいる姿。
仕事から帰ってクタクタになっている姿。
掃除をする時には、相手が使ったお風呂やトイレも見ます。
いくらイケメン、美人でも一緒に生活し、いろんな部分をみて「あぁ、この人もただの人間だ。」とある意味理想化していた部分がなくなるのです。
③人は歳をとる
人間は歳をとります。
いくら魅力的なイケメン&美人でも歳をとれば外見の魅力は低下します。
なのに、いつまでも恋愛対象?それは無理がありますよね。
「結婚相手のことを、いつまでも異性として見ていたい」とアプリで書いてる人はたくさんいます。
アプリ以外でもたくさんいます。
しかし、現実的に無理です。残念!!!
ただ、その状況を作ることはできます。(私はオススメしません)
結婚相手を異性として見たい・見られたいなら

先に言います、オススメしません。全く。
恋愛感情は、『不安材料を基にした、ただの心理的な現象』だと説明しました。
ということは、結婚相手に異性として見られたいなら、不倫をして、どこかに逃げてしまいそうな雰囲気を作るしかありません。
逆もまたしかり、結婚相手のことを異性として見たいのなら、不倫をされるしかありません。
しかし、不倫をして離婚したら、意味がないですよね。
新たな人と結婚したって、異性として見れなくなるのは時間の問題なのです。
同じことの繰り返しです。オススメしません。
恋愛感情より、もっと大切なものがある

結婚に恋愛感情を求めるのは不可能です。
いま、あなたはこれを読んで結婚に絶望したかもしれません。
しかし、、、

恋愛感情とは、不安材料を基にした心理的な現象でしかないです。
じゃあ『家族愛』はどうでしょうか。
これは心理的な現象でしょうか?
あなたは自分の親から無償の愛を受け取っていますが、親のことを飽きたりしませんよね?大切ですよね。
100%あなたの事を好きだという保証があるのに、あなたも大切に思っていますよね。
これって凄い事だと思います。
結婚相手と恋愛感情を保つよりも、こういう関係になりたくないですか?
私は恋愛感情がなくなった時も、一緒にいたいと思える男性と結婚しました。
恋愛感情がなくなってしまう時を想像したかったので、不謹慎ですが、最も悲惨な以下2つを考えました。
- 相手が事故で、顔が変わったり、車椅子生活になっても、一緒にいたい相手か?
- 相手が稼げなくなったら、自分が養おうと思える相手か?
どちらを考えてもYESな男性と結婚しました。
1人で生きるより、家族というチームを作り、大切な人がいる人生を送りたい、と思いました。
夫婦間に恋愛感情がある事のみが幸せではありません。
恋愛感情よりも、もっと大切なものに目を向けて、あなたにとってかけがえのない人を見失わないようにしてください。